「書くこと」の効果と「あえて書かないこと」の利点と

あなぐまのマスコミ塾 「外化」は成長への大きなキーワード
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(・・・なかなか良いこと書いてるじゃん。自画自賛

私が今回またブログをやってみようと考えた理由は
基本的には当時と同じです。
とにかく自分の思考や知識の断片をひとつの形にしてみる。
できあがった直後に満足感が得られるのか、
しばらくたってから価値を見直すのか、
蓄積することで素晴らしいものになるのか、
いずれにせよ「定期的に文章を書くことは良いことだ」
とそう思っているのです。一番の読者は自分自身!

しかし「あえて書かないこと」も大切なんだな・・・
年齢と経験を重ね、そういう気づきも得ることができました。
この1年はツラいことが多くて、看病に疲れ果てた時などは
自分のケータイにつらつらと思考とも愚痴ともつかない
文章を書きなぐることがありました。

時には自分の頭と心がすっきりして効果を得られたのですが
ある時期から「書いたことでさらに深刻になってしまう」
というケースが出てくるようになりました。
「思考がより鮮明に鮮鋭になる=余計に思い詰めてしまう」
いわゆる悪循環です。

「答えがない問いだからツラいのか?」と感じたのですが
よくよく考えるとポイントは答えの有無ではなく、
「書くことで未来の成長につながるorつなげたいかどうか」
ではないかと考えます。
“これこれこんな理由でつらいんだよ!”みたいな文章は
書けば書くほどツラさ加減が明確になってしまって逆効果。
むしろ書かずにぼやかしたままの方が風化して良い。
どうせ書くのなら未来志向で
“分からないけどこれが良い/こうすべきなのか?”
そんな文章だけを綴っていきたいなあと思っています。